
あなたの苦手は思い込み!

「俺はセンスがないから」
「あいつは何でもできるよな~」
「どうしてもこれだけはできないよ」
「本当俺って才能ないよな~」
こんなこと感じたことないですか。実はこれ、すべて思い込みにすぎないんです。
なぜそんなことが言えるかって?それはあなたの脳は元々すべての人と同じポテンシャルを持っているからです。
でも、俺苦手なことばっかりだよ
と、あなたはおっしゃるかもしれません。
しかし、それは脳ができると認識しているのに、あなた自身が勝手にできないと思い込んでいるにすぎません。せっかくできるのにあなた自身が勝手に苦手だと意識してできなくさせてしまっているだけなんです。
これは、とてももったいないことですし、このままではあなたの成長をストップしてしまう原因にもなりかねません。
かの有名な心理学者のアルフレッド・アドラー(1870年2月7日 – 1937年5月28日)は、このように言っています。
簡単に説明すると、
ってことです。
例えば、
警備員の仕事をしていて、
「何時間も何もしないで立っているだけなんて苦痛すぎる」
と思うのか。
「「立っているだけでお金をもらえるなんてサイコー!」
って思うのか。
警備員の仕事をすることを前提に考えるなら後者の方が断然人生を謳歌できますよね。
私はアドラーのこの言葉はとても気に入っていますし、今後残された人生を180度充実させていくには最高の名言だと思っています。
そこで、今回はそんな「苦しい」や「困難」を消して、「苦手」を克服できる思考術をご紹介したいと思います。
この考え方ができれば、あなたの人生はより充実したものに変えられこと間違いありません。
簡単なことをまずやってみる。

ピアノを弾ける人を見て、
かっこいいから「自分も弾けるようになりたい」って思ったことありませんか?
しかし、
- なんであんなに指が動くの?
- あんな暗号のような楽譜でよくわかるなぁ
- 私には絶対無理だ~
なんて、始める前から挫折しちゃったりしてませんか?
絶対にだめですよ!たったそんなことで挫折しては。
だって、それって当たり前ですよね?まだピアノを触ったこともない人が、何年も長い間ピアノを弾いている人のようにできちゃったらその人が可哀そすぎます。
そもそもすぐ弾けたら、すごいって思えないですからね。
物事を始めようと思うときは決まってトップを見てしまいます。それは当たり前のことです。だって良いものを見なければやりたいきっかけにならないから。
でも、それを今の自分と比べてはいけません。物事には順序があります。
例えば、自分が子供のころからやっていることを思い出してください。運動でも、習字でも、語学でも、筋トレでも、ゲームでもなんでも結構です。
なぜやってたんですか?
なぜ続けているんですか?
思い出してみてください。
それは、楽しかったからですよね?
嬉しかったからですよね?
褒められたかったからですよね?
できないことができるようになるから楽しい
褒められるからうれしい
すごいって言われるからうれしい
子供の頃は「面白そう」ってだけで、親にねだってなんとなく始めます。
なのに、大人になってからだとなぜか完成形を見て、始める前から諦めてしまいます。
どちらもあなた自身の決断なのにおかしいですよね。
もしあなたが、「始める前から諦める」思考に陥っているのならぜひとも今日から考え方を変えていきましょう。
あなた自身が例え何才だろうとあなたには無限の可能性を秘めています。物事を始めるのに「遅い」なんて存在しません。私が知っている限り80歳のお爺さんでも有料のコンサルタント育成セミナーに参加している人もいました。
いくつになっても何でもできるんです。
ただ、スタート地点は子供でも大人でもお爺さんでも一緒だということは忘れてはいけません。
ピアノなら音を出すことでまず楽しみを見つけましょう!
楽譜なら音符の意味を知ることでまず喜びを見つけましょう!
まずは、簡単なことをやってみるんです!
そうして低めの壁にぶち当たり、
それを乗り越えて上達するんです。
その過程をいくつになっても忘れないでください。
子供でもすぐに辞めちゃう人もいれば
おっさんになってから極める人もいます。
子供のころのあなたと、今のあなたの違いは見上げること覚えただけなんです。
ぜひ、目の前の一歩だけを見て徐々に上達していく感覚を思い出してください!
苦手という思い込みを消す!

苦手は思い込みです。あなた以外の人がそれを難なくこなしているならばこれは間違いありません。
物事には「二面性」があり、良い面も悪い面も必ず存在します。
例えば、人前で話をするプレゼンで考えてみると
良い面は
・スピーチ力がつきそう
・考えがまとめられそう
・周りからの評価が上がりそう
・経験値が上がる
・会社で目立つ存在になれる
などなど
一方悪い面では
・失敗したら会社に損害
・プレゼンする相手の評価が落ちそう
・後々同僚から文句言われそう
・仕事が増えて面倒くさい
・目立つからいやだ
と、思考が分かれます。
これが二面性であり、良い面でとらえるか悪い面でとらえるかで、得意か苦手かが決まります。
因みに、良い面でも悪い面でも「目立つ」とありますが。とらえ方ひとつで良い面にも悪い面にも変わるってことですよね。
上記で考えると、絶対良い面でとらえた方がいいですよね。だって、そっちの方が絶対楽しいし!
だから、あなたが「苦手」だと思っている行動は悪い面でとらえている可能性が非常に高いわけです。
なぜ悪い方にとらえてしまうのか?
その原因は過去の経験によるものだと思います。人は過去の経験則で未来を決めてしまいます。過去に合った何かしらのトラブルが理由で悪い面でとらえてしまっている可能性が非常に高いです。
この思考を変えていかなければずっと苦手は苦手のままで変わらないでしょう。
では、どうしたらよい面でとらえることができるのでしょうか?
それには、まず過去悪い面でとらえている理由を一度しっかり見つめなおす必要があります。あなたが悪い面でとらえている事象に対して、
・なぜそのように考えるのか
・その事象に対して何か嫌なことがあったのか
・それは解決できないことなのか
をとことん追求するべきです。
自分のトラウマとしっかり向き合うことで、悩んでいることが明確になり対処方法が見えてきます。
大事なのは悪い面でとらえた過去の自分もしっかり受け止めて愛してあげることです。決して否定をしないでください!
そうして、過去悪い面でとらえた思考を、良い面のとらえ方に塗り替えていくんです。
最初はなかなかできませんが、毎日繰り返し思考を上書きしていけば自然ととらえ方は良い面に変わっていきます。
これからの人生様々な場面で分かれ道があると思いますが、その岐路ではいつだってポジィティブに考えられるようになってください。
そうすることによって、今まで「苦手」だと思っていたことが、自分の「得意」に変わっていくはずです!
他の人にやり方を聞いてみる

あなたが苦手だと思っていることでも周りの人からしたらたいしたことではありません。(たぶん笑)
軽い気持ちでやり方を聞いてみてください。基本的に人は自分の知っていることをほかの人に教えてあげることが大好きです。
興味を持って聞いてあげれば喜んで話してくれます。
楽しそうに話してくれれば、こちらも興味が持てます。
お互いウィンウィンの関係になれれば、その人との仲もより親密になれるでしょう!
難しく考えず、まずは今付き合いのある人から聞いてみてください。
もしかしたら、気づかなかっただけでその道にすごく詳しい人かもしれませんよ!
昨日までの自分が今日のライバル

モチベーション維持にはとても大切な考え方です。
今の自分と他の人を比べてしまうとどうしても見劣りしちゃうことってありますよね。
目標を高く持つことは良いことですが、ちょっとしたきっかけでくじけてしまいます。
やはり、ライバルというのは実力が近いからこそ競い合う意味があるんです。
だから、そのライバルは昨日までの自分自身に設定しておくととても効果的なんです。
理由はわかりますよね。
昨日までの自分が今の自分と一番実力が近いからです。
今日何もしなければ負けますし、昨日より少しでも実力がつけば今の自分の勝ちです。
実力を離されることは絶対にありませんし、毎日勝つことだってできます。こんなに都合のいい対戦相手はいませんよね?
今まで、周りの強者をライバルにしていた人は、ぜひ一度自分自身をライバルに設定してみてください。
これまでになかった気づきがあるかもしれませんよ。
まとめ

ということで、まとめです。
あなたの苦手は単なる思い込みです!以下のことを意識しながら苦手を克服しましょう!
・簡単なことをまずやってみる。
・苦手という思い込みを消す!
・他の人にやり方を聞いてみる
・昨日までの自分が今日のライバル
思考を変えるだけで人生はめちゃくちゃ良い方向に変わります。
ぜひ、あなたもこの感覚を体感できるようになりましょう!