文章を書くのに魔法のワードなんてあるの?
僕と同じように文章を書くのが辛い、又は苦手としている人向けにお話します。
逆に、そんな悩みかけらほどもないよ、という人には華麗に素通りしていい内容です。
こんな文章でも一期一会なのです。
文章が書けなくて困っている人へ
「真面目な奴は文章は書けない!」
なにを、いきなりキテレツなことを言うんだ、なんて人もいるでしょう。
これを聞いて真面目一筋で生きてきた人のすべてを敵に回したかもしれない。
でも別に構わないです。
これは、自分自身が心の底から出した答えですし、
自分をがんじがらめにし続けてきた負の遺産だったからです。
つまり自分自信が真面目一徹で、文章を書くことへのくそ程な抵抗があったからこそ、ここでしっかりとど真面目な人を諭したい。
自分と同じ道を歩み続けている、同じようなくそ真面目文章野郎に「はっ」ときづかせるためにもね。
あえて何度でも言いますが、
真面目な奴ほど文章は書けない!
これは、堀井憲一郎著書の「今すぐ書けの文章法」より、自分の殻をぶち破った実例としてあなたに訴えています。
この本はビジネス系YouTuberとして有名なマナブさんという方が、YouTube動画の中で、文章を書く上でお勧めしている本の中のひとつです。
マナブさんももともとは文章を書くのが相当苦手だったらしく、この本から何かを感じ取ったようでとても嬉しいです。僕もまた然りだからね。
まず、僕自身、いかに文章を書く上で四苦八苦していたかは、以下の通り。
ほんと余計なことばかり考えながら文章を書いていましたね。
- 自分を示すのは「私」がいいのか
- 主語と述語を近くしないといけないかな
- それ、あれを多用しない方がいいのかな
- 一文「が」を使いすぎたけど、おかしくないかな
- なのです。を多用しすぎたな
- これでは文章が短いかな
- 読んでいて、文章にリズムがないな
- 前の文とうまく繋がらないな
- 一文長くなりすぎたな
- 修飾語のつける順番合ってるかな
- 文章が全く書けないな
- スラスラ出てこないな
- 文の構成をつかめないな
- どのようなことを書いていけばいいのかわからないな
- この文に読者は満足出来るのかな
- 話しがすぐにそれちゃうな。
真面目な人ほどいくつもの文章術の本を読み、
そして複雑な日本語のルールを頭に入れ、いざ机の前に座ると何も書けなくなってしまいます。
仮に書けたとしても、なんだか機械的な文脈で納得がいかなかったり。
経験則ですが、
書いた文章が日本語として正確なのか、自分の文脈が正しいのか、表現が分かりやすいのか、
などなど
無駄に考えすぎるとただただペンだけが止まってしまうんです。
読者のことだけ、考えろ!
この本は、200ページ余りの文章量で、一般的な本の文字数もあるのですが、中身をたった一言でまとめられます。
とにかく「読む人のことだけを考えて書け」といった内容となっています。
一見すると、当たり前なんですが、
いざ書き始めるとそれができない人が多い。まさに自分自身に刺さる言葉です。
僕は、普段の生活が不真面目なくせに、いざ文章を書くと、文法だとか、句読点の配置だとか、とにかく余計なことばかり考えてしまいます。
確かに、読みやすさを考えると必要な気遣いかもしれませんが、意識がそっちに向いてしまうといつのまにか読者を置き去りにしてしまいます。
文章を書くのが苦手なくせに、あれもこれもと色々なテクニックを施そうとしても、
結局のところ伝えたい中身が何も伝わらない、なんてこともしばしば。
だから、読み返したときに、抑揚も感情もない何やら機械的な文章が出来上がってしまうわけです。
僕のように、文章を書くことを難しく考えてしまう人は、ぜひともこの「今すぐ書けの文章法」を読んでほしいですね。
いかに、無意味なことに頭をひねらしていたのかを思い知らされますし、同時に「文章を書きたい」という気持ちもふつふつと沸いてきたりします。
頭で考えるんじゃなく、本当に必要なこと
「書いて書いて書いて書いて書いて、書きまくれ!」
著書の堀井憲一郎さんは言います。とにかく文章は頭で書くんじゃなくて、体で書けと。でなければ、ペンは止まります。
難しく、考えずに文章を書くときは、「読者のことだけを考えて書く」
これが、文章上達の第一歩だということを、
真面目過ぎるあなたに伝えたかった、ということで今回の記事はしめさせてもらいます。
それでは、また