
ビジネスの基本は物を売ってお金を得ること。転売はその基本中の基本を体験するための一番良い方法だと感じています
それに、インターネットビジネスの中ではもっとも稼ぎやすく始めやすいのでまだビジネスの”ビ”の字も知らない方にとってもぜひとも経験してほしい仕事だと思っています。
しかし、やはり「参入しやすい」ことは「挫折もしやすい」ということでもあります。
私も過去にヤフオクやアマゾンを使って数ある商品を売りさばいてきましたが、何度か挫折を経験しています。
そんなわけで今日は、
転売ビジネスで陥りやすい挫折、ぶつかる壁について並べていきます。始めから挫折ポイントを知っておけば、自分なりの対策は立てておけますので身を引き締めて実践していきませう。
クレームが怖くて始められない
クレームに関しては転売のクレームってどのくらい多いのかという質問に答えてみた!で解説します。
利益のある商品が見つからない。

事象
ほとんどの人は初めて転売をしようと思うとき、家にあるいらないものを処分します。そしてそこで良い経験をできた人がそのまま転売をします。
しかし、家にある処分品を売る行為は元々自分にとってはいらないもの。それはもう原価0円を意味します。そもそも商売というのは、商品を仕入れたらその仕入れ値から上乗せした金額を提示しなければ成立しません。
転売の難しいところは、既に売られている商品を購入してそこから利ザヤを稼ぐことです。メーカーから直接仕入れて販売している卸売店とは違い、同じ商品でも利益にならない時もあります。
転売において原価(仕入れ価格)が安いことは極めて重要なことでありますし転売屋にとって決まって頭を悩ますポイントでもあります。
モチベーション維持の対策
まずは、「処分すること」と「仕入して販売すること」は天と地の差だと理解しましょう。
転売の肝は商品の仕入れと言っても過言ではありません。家の在庫の処分はあくまでも管理ページの操作に慣れるためとキャッシュを増加させるために行います。
利益が得られる商品を見つけることだけが転売の難さです。逆に言えばほかのところで頭を悩ます必要はありませんのでより研ぎ澄まして取り組めるはずです。
薄利でモチベーションが上がらない

事象
仕入れ、写真撮影、商品登録、取引、商品発送、これだけやっても数百円しか利益がでない・・。これならコンビニでバイトでもやった方がまだましじゃないかなって思ったりしますよね。
モチベーション維持の対策
転売を始めた理由の一つとしてブログや商材で、
「一つ売ったら、ん~万円になった!」
「これを売ったらこんな金額で売れちゃいました」
ってのを見たからという人いますよね?
でもあまり参考にしないでください。
利益幅が大きい商品は単なる成功例であって当たり前だと思わないでください。仕入れ時の予定販売価格よりも安くなることも、原価割れすることだって全然あり得ます。
薄利は想定内ですのでこんなことで躓かないようにしてください。
転売は商売です。楽することばかり考えずにたくさん売ることを考えてください。
例えば町のパン屋さんで考えてみましょう。
100円のパンを売ったとしていくらの利益になるでしょうか。
店の家賃、人件費、減価償却費、材料費、その他費用もろもろを考えればパン一つ当たりの利益は雀の涙ほどになってしまいます。
それでも成り立っているわけですから、もちろんたくさん売っているんですよね。
「薄利」と思う金額は人それぞれ違いますが、100円、200円の利益が上がるなら上等だと考えてください。単純に数をこなせばよいだけですから。
送料で利益が割れる

事象
転売(ヤフオクなど)で取引をすると相手から送料分振り込まれますが、商品を送るときは自分の財布から送料を払います。案外、売り上げから仕入れ原価を引いた金額ははっきりしているくせに送料まで差し引いた利益額を曖昧にしている人がいます。
そこを正確にしておかないと、思いのほか金額が出ていないことに愕然とします。
モチベーション維持の対策
確実に送料までを含めた利益額を算出するようにすれば原価割れする最低金額を明確にできます。少しづつでも確実に利益を伸ばしていければやる気の継続になります。
また利益をわかりやすくするためには転売専用口座は必ず作ってください。やってみるとわかりますが、普段の口座と一緒にしてしまうとやる気が減退しますので・・。
在庫が売れ残ってしまう

事象
良い感じに利益が増えてたのに不良在庫のせいでキャッシュが元手を下回ってしまう。ネットで商品の安値を調べたら仕入れ値を大きく割り込んでいて売れに売れずに困ってしまいます。
モチベーション維持の対策
転売で一番やってはいけないことは、時間がたてば商品が売れるだろうという淡い期待です。確かに中にはタイミングが悪いだけが原因のこともあります。しかし、転売は回転率が優先事項です。
待てば売れるなどと考えず、仕入れ値が割り込んだとしても売れる時に売ってしまいましょう!
高く売れそうなものを安く売ってしまうことより不良在庫を残してしまう方が確実にリスクが高いです。転売において仕入れ値を割り込むことは当然のリスクだと割り切りましょう。
、損切を早くし次の仕入れで利益を伸ばすことに集中すればやる気の継続に繋がります。
転売を本業にする

事象
転売の情報などを見ると、
「転売で月収100万円!あなたも私のように転売で生活をしてみませんか」的なやつってないですか!?
それに夢を抱きやってはみるものの、日々の運転だけで精一杯。中々生活費に回せないんですよねぇ。
モチベーション維持の対策
初めに言いますが、転売だけで生活するのはとても難しいことです。
利用するサービスによりますが基本的に転売は現金化が割と早いです。ですが、入った現金はすぐに次の仕入れに回しますので、手元における現金はあまりありません。
最初の運転資金が少なければとにかくお金を回さなければならないのでなかなか骨の折れる作業です。よって会社を辞めてすぐに「転売で生活」なんてとてもじゃないですがありえません。
少なくとも一年は実績を積むべきです。まずは、少しずつでもお金が増やす実感を得ましょう。そして運転資金が増えたら本業にしようかどうかを考えればいいのです。
まとめ

いかがでしたか?
転売は割と簡単にできそうな分現実が見えたときに挫折をしやすいです。
そうならないためにはどのポイントで挫折しやすいのかをあらかじめ知っておくのが得策だと思います。
っというわけで、本日のお話をまとめさせていただきます。
クレームが怖くて始められない
・利益のある商品が見つからない。
・薄利でモチベーションが上がらない
・送料で利益が割れる
・在庫が売れ残ってしまう
・転売を本業にする
以上となります。
転売は個人でビジネスをする最初の一歩としてとても優れています。
まずは家にあるいらないものの処分からでも始めてみましょう!
それでは、また~