日本の仕組みの変化

あなたは、現状に満足していますか?
毎日あさ7時に起きて、行きたくもない会社に通い、見たくもない上司や同僚に挨拶をし、行きたくもない営業先の機嫌を伺い、そしてぐだぐだに疲れてまた帰る。
この繰り返しを今後10年、20年続くことを考えると目の前が真っ暗になりそうです。
人は当たり前だと思っていることや、長い間繰り返してきたことはなかなか変えることができません。それはもともと人間が持っている”自己防衛システム”が作動し、”現状を変えないことが身を守る”ことだと本能レベルで思い込んでいるからです。
”自己防衛すること”は決して悪ではありませんが、逆に言えば現状より良い生活があるのにそのチャンスを逃しているということでもあるのです。
固定概念に縛られなければ、そんなチャンスがゴロゴロあるということも認識いただきたいと著者は考えております。
特に40代以上の年代は”年功序列”や”終身雇用”が常識だと言われていた時代からバリバリ働いており、なかなか変化に気づきにくくなっています。
子供を持ち、家庭を持つことでも現状を変えることが困難だったりします。
しかし、日本の従来から続いてきたシステムが崩壊してきている現状には気付いてもらいたいのです。このままでは、10年後、20年後恐ろしいことになるかもしれないので・・・。
変わりゆく現状

さて、ここから私の考えなので、はっきり言って予想の域は超えません。なので、ポテチでも食いながら、鼻をほじりながら聞いていただければと思います。
私は、今後日本は”企業ブランド”より”個人ブランドが重要になっていくと思っています。
つまり今までのように働いている会社をブランドとして自慢していた人がそれができなくなり、その人そのものがどういう人かと問われる時代になるということです。
なぜそんなことが言えるのか?
それは、今まで力を持っていた組織の信用、信頼、が失墜したからです。
現状、力を持っている企業やメディアによる嘘や情報操作がインターネットにより明るみになり、彼らの発信する情報に人々は懐疑的になっています。
彼らはテレビや新聞などを通じて、自分たちの都合が良いように世間を誘導し、私腹を肥やしてきたのです。そのツケが回りまわって、昨今の失われた”信用、信頼”に繋がりました。
それを象徴しているのは、「インフルエンサー」というセールススタイルが一般人化しつつあるいうことです。
今までその役割を果たしていたのは芸能人や各界の著名人でしたが、現在では一般人でも影響力を高めています。
確かに芸能人は影響力は強いですが、スポンサーの関係で商品の悪いことは言えずやらせも多いので、人々の不信感は拭いきれません。
その点一般人なら、率直な意見は聞けるし、目線も同じなので、共感はできるし説得力もあります。
企業バリュー→芸能人→信頼→買う
↓
(今後)企業バリュー→一般人(インフルエンサー)→信頼→買う
これがまさに個人ブランドの一例です。
彼らはSNSなどを通じて発信することで、信頼を勝ち取り、そして自らをブランド化し、価値を高めているのです。
いわゆる商品のCMの役割を彼らインフルエンサーが担っているわけなのです。
そして、個人ブランドの時代が来る理由は実はそれだけではありません。
それは、AIの発達と外国人労働者の受け入れ問題です。
これは単純作業の仕事が減少する理由の一つだと言われていまが、
簡単にその説明します。
AIの発達

AI (artificial intelligence)とは人工知能(じんこうちのう)のことで、人と同等の知能をコンピューター上で人工的に作る技術です。
この技術が進めば、今まで人間がこなしていたであろう単純な仕事が機械化されることになり、その分野の人間の役割がどんどんなくなってくると言われています。
週刊ダイヤモンドで機械が奪う職業・仕事ランキング(米国)というランキングがありました!
面白かったので一部抜粋してみますね。
1 小売店販売員
2 会計士
3 一般事務員
4 セールスマン
5 一般秘書
6 飲食カウンター接客係
7 商店レジ打ち係や切符販売員
8 箱詰めや積み下ろしなどの作業員
9 帳簿係など金融取引記録簿全員
10 大型トラック・ローリー車の運転手
11 コールセンター案内係
12 乗用車・タクシー・バンの運転手
13 中央官庁職員など上級公務員
14 調理人(料理人の下で働く人)
15 ビル管理人
16 建物の簡単な管理補修係
17 手作業による組立工
18 幹部・役員の秘書
19 機械工具の調整を行う機械工
20 在庫管理事務員
上記は、AIが誕生したことにより、必ずしもなくなるわけではありませんが、人件費のことを考えれば高い確率で減っていくと思われます。
機械は導入時、高額出費になり得ますが、その後、減価償却分の税金カットもできますし人件費も抑えられます。なので、利益を上げられるのなら次々と会社が採用していくでしょう。
公務員の仕事は、お偉い政治家さんの天下り先などの虫唾が走る問題もあり、きゃつら次第だと思いますが、そういったバックボーンがなければいつ無くなってもおかしくない仕事ばかりです。
AIの発達は人間が今まで体験したことのない技術なので、よくも悪くも今後どう転ぶのかは神のみぞ知る段階ではありますが、間違いなく誰でもできる仕事はAIが担当していくはずです。
外国人労働者の受け入れ問題

日本に大量の移民や外国人労働者を受け入れたら、それこそ単純労働が奪われます。
すでに、東京各地のコンビニやファーストフード店では、外国人のスタッフを多く見かけますし、遠くない未来に全国的に波及していくかもしれません。
現時点で一部の政治家が外国人の受け入れに積極的なだけですが、政権与党からもその声が聞こえていますので水面下で進められる可能性も否めません。
独り言
なんで、一部の政治家が一生懸命外国人の受け入れを目指しているか不思議でならないですよね。
「労働人口が減少するわけでぇ~・・」とか政治家は言うとりますけども、外国人受け入れは最後の最後の最後の最後の奥の手だと思いませんか?
ほかの国の人を入れなければ成立しないなんてそもそも国家とは言えないです。
そもそも、今の法律のまま外国人がたくさん日本に来てしまったら・・・考えただけでもおぞましいです。あー、やだやだ
以上のように単純労働が機械化し、その少ない枠も外国人に奪われたら、日本人であるあなたに一体何ができるのかが問われてくるわけです。
確かに大企業に入っているというブランドは未だ健在です。名もない中小企業で働いているより、大企業で働いていた方が初対面の人や友達にも自慢できるし、(銀行などから)お金も借りやすいですし。
しかし、最近そういった企業ブランド価値が確実に減少してきているように思います。
少なくともバブルがはじける前のイケイケだった頃よりかは遙かに減少してますよね。
これからの時代、終身雇用でもなければ年功序列でもありません。
完全に実力社会です。
その社会の変化に気付けられなければどんどん取り残されていくことでしょう!
年功序列から弱肉強食へ

さて、現在具体的にどのようなことがおこっているのでしょうか?
そもそも社会人とは、義務教育を終わらせた成人が日本社会の発展や人々の幸せのために、そして生活をしていくためになるものです。
そしてその働いた対価である賃金は、年功序列という仕組みに従って、若い世代は安く、長く従事した世代は高く、その賃金が支払われていました。
今まではそうだったんです。
しかし、その社会の仕組みは変わってきたわけです。
そう、、、社会の歯車となって働いている人からしてみたら、予期せぬことが起こり始めました。
それは、若年層でも今までサラリーマンが稼げなかった金額を悠然と稼いでいるという事実です。
- 大学生の起業家が年収一億円
- フリーターがブログだけで月収100万円
- 小学生がyoutubeで年収一億円
これは、一例ですが、実際に起こっている事例です。
大学生の例ではアフィリエイトで達成し、真ん中はいわゆるプロブロガー。
一番下は、youtuber(ユーチューバー)で演者が小学生ということです。実際は親が”企画、構成、編集”をやっているんだと予想されますが、たとえ小学生でもお金を稼ぎたいと思えばこのように稼ぐことが可能というわけです。
この人たちには共通点があります。
それは、すべての人が個人として認知され、ファンを持っているということです。
おそらくこういった事例は今後ますます増えていきそうです。
情報の多角化がその理由です。
今までは良くも悪くも情報が制限されていたため、学校を卒業したら就職するのが当たり前だと思っていました。
それが今はインターネットにより、色んな人生の歩み方や、色んなお金の稼ぎ方を知ることができるようになったんです。
なのに、わざわざつらい仕事をやるわきゃないですからね。
もちろん楽して稼げるわけではありませんが、今まで就職氷河期で苦しんでいた世代からしたら地獄に仏といった時代に変わるのかもしれません。
とはいっても、「自分は単なる一般人。個人ブランドってどうやって作っていけばいいの?」
当然出てくる疑問です。
では、一体どうすればよいのか、次に行ってみましょう!
個人の発信力をつけよう!

日本のスタイルが変わっていく中、それではいったいどうすればよいのでしょうか?
私は、とにかくあなたが何者であるかを世に知らしめるべきだと思います。
始めはお金にならならなくてもいいので、そういった環境を今のうちに作っておくべきだということです。
つまり具体的に言えば、”情報発信”です。
ブログ、SNS、youtube、などを使ってあなたの情報を発信することが、今後大きな財産になるはずです。
どんなことでもいいんですよ。今の仕事のこと。趣味のこと。遊びやゲームのことでもなんでもいいんです。
とにかく情報を発信していけばあなた自身の個性やあなたに何ができるのかなどが明確になりますし、情報によってはファンもできます。
ファンができればあなたはその分野のインフルエンサーになることもできますし、あなたはその分野のスペシャリストにもなるわけです。
そこまでいけば、いつの間にかあなたの個人ブランドは確立していることでしょう。場合によってはその分野の人からあなたにオファーがあるかもれません。
とにかく今の時代はインターネットです。
どんな分野でも有益な情報を発信し続けていれば、いつの間にか、個人ブランドはすごいことになることは余裕であり得るのです。
まとめ

いかがでしょうか?
今回は個人的な未来の妄想も入っていましたが、あり得そうな未来だと思います。
今回の話をまとめますと、
これからは会社などの”組織のブランド”ではない!”個人ブランド”の時代だ!
なんでもいい!今のうちから自分の”ブランディング”のための情報を発信するべし!
これに尽きると思います。
世の中の流れは意識していないと全く気づかないものです。
せっかくこんな長い記事を最後まで読み終えた”ちょっぴし稀有で変態”のあなたなら、この世の中の変化に気付いてほしいと切に願っています。
というわけで、またお合いしましょう!
ばいちゃ