
実は、今からお話しする内容は、10代、20代の若い世代の人達に気づいてほしいなぁと思い、執筆しています。
というのも、僕たち日本人は生まれた時から、間違った認識を持たされて過ごしてきたわけで、どうにかこのメッセージを受け取ってほしいと思っています。
現在の若者のほとんどは、夢もないし、希望もないし、やりたいこともない。ただ、日々ゲームをしたり、動画を見たりで、だらだらと過ごしています。
そんな悲しい迷える若者たちに向けて、夢や希望をもってほしいと願い、発信しているわけで、、、、、。
てことで、今日は時間の流れについてお話ししようと思います。
もくじ
時間の流れは未来→現在→過去

具体的な話に入る前に、まず一般常識として認識されていることからお話ししようと思います。
それは、「時間は過去から現在。そして未来に向かっている」ということ。
ん?何を当たり前のことを言ってんの、、、?と思った人がほとんどだと思います。
しかし、この記事では、その当たり前とは真逆で、
「時間は未来から現在。そして過去へと流れている」ということを訴えたいのです。少々哲学っぽい話になりますが、時間に関する認識を変えてもらいたいって話を今日はしたいわけです。
未来から過去へ?

何をばかなことを言ってんだ?なんて思っている人も多いでしょう。
未来は時間とともに向かうものだろ?
なぜ、未来から時間が流れてくるんだ?と。馬鹿も休み休み言いなさいって。
だって、おかしいでしょ?まだ来てないはずの未来から時間がきて、すでに終わった過去へと時間が流れるって?
はっきり言って、よくわかりません。実際、発言している僕自身もたまに頭がこんがらがっちゃいますので、、、。
だから、今までの常識と新たな考え方をたとえ話で解説します。
“時間は過去から現在。そして未来へ向かう”のイメージ
僕たちは、生まれた時から“時間は自分と共に動く”と認識させられてきました。
例えば、生まれたと同時に“時間という名のスキー場のリフトのようなもの”に乗せられたってイメージですかね。
「おぎゃぁ」と生まれて年老いて死ぬまでの一生を、リフトのようなもの(時間)が終着するまで乗せられていく。
乗った行く先は、生まれた時から決まっています。
まさに、生まれつきの容姿や才能で、行きつく未来が決まっており、早い段階でやる気が起きなくなってしまいます。
大多数のリフトは後ろ向きに設置されており、未来が見えず、ただ後ろに消えゆく景色を眺め、時間だけが過ぎていく。そんな感じです。
現在の一般的な時間に対する価値観です。ですが、こんな考えネガティブすぎますよね。
“時間は未来から現在。そして過去へ流れている”のイメージ
“時間は未来から現在。そして過去に流れている”という概念の中では、時間とともに自分は動きません。
時間は未来から自分に流れてきて、その一瞬一瞬で後ろに流れ去っていく、といったイメージですかね。
このたとえでよく使われるのが、川の流れでしょう。
流れてくる水が“時間”で、あなたがそこに立つ。川上(未来)から川下(過去)へと時間が流れてきて、現在のあなたを通過していきます。
だから、なりたい自分になるのは簡単です。未来(時間)に向かってなりたい自分という夢のボールを投げればいいだけです。
例えば、あなたが川上(未来)に向かって夢(弁護士になりたいなど)というボールを投げたとします。川上に投げれば必ずあなたのもとにそのボールは流れてきます。
ボールを投げれば必ずあなたのもとへ流れてくるわけですから、日々その夢のことを考えて、後はそれをがっちり掴めばいいだけなのです。
もし、現在のあなたが理想通りでなければ、それは過去が原因ではなく、あなたがボール自体を未来に投げていないのか、それともそのボールをしっかりキャッチできていないのかが原因なだけです。あなたがボールを未来に投げていたら必ずボールは流れて来るわけですから。
実際、世の中の上手くいっている人とそうでない人がこのように当てはめると、非常にしっくりきます。
それは、人生が思い通りにいく人は、必ず未来に目標を掲げ、日々を邁進しているからです。
イチローや大谷翔平などのスポーツ選手も一流ベンチャー企業の社長なんかも日々そうしています。
彼らは、無意識のうちに時間の流れを意識できるいるのかもしれませんね。
電車が動くのか?景色が動くのか?

まだ、何となく時間が未来から流れてくることにイメージがわかない人もいるでしょう。正直僕も最初は???でしたからね。それではこれならどうでしょうか?
あなたが電車に乗った時、電車ではなく駅のホームが動いているという錯覚に陥ったことはありませんか?
実際に動いているのは電車ですが、移動スピードと自分の慣性の感覚がシンクロした時に起きる現象です。
あれって実際、電車が動いている事実を知っているから錯覚だと認識できますが、もし知らなかったら、電車が動いているのか、景色が動いているのかわからなくなりませんか?
これを時間の流れに当てはめてください。時間が動くものであった場合、電車が時間になるのか、景色が時間になるのか、どっちになると思います?
僕たちは今までずっと電車が時間だと思って生きていましたが、もしかしたら動いている景色の方が時間なのかもしれないってことなんですよ。
これ、確かめる術はないですが、どちらでもありえますよね?
実際、動いているのが電車であろうと景色であろうと、慣性がかからなければ分からないですし、どっちにしろ年はとります。
全く違う現象が起こっているのに本人的には同じ感覚なのだから、不思議ですよね。
だから、確かめようのない事象なら、自分の意識だけを変え、ポジティブシンキングにした方が絶対に得なのです。
江戸時代までは時間は未来から

さて、この“未来から時間が流れてくる”という考えは、先ほど新しい概念と言いましたが、実は、江戸時代まではこれが主流の考え方だったそうです。
信じられないかもしれませんが、日本語にもその根拠が色濃く残っていて、具体的に言えば、前月のことを先月ということ。前の月なのに(先)という言葉を使いますよね。
普段当たり前のように使っていたので深く考えませんでしたが、改めて考えるとちょっと不思議ですよね。それに逆に未来のことでも、1年後、2年後といった表し方もしますし。
後、江戸時代の頃に存在した和時計では、針の方ではなく、文字盤の方が動いていました。これは時間が一緒に移動しているのではなく、時間が流れているということを象徴しているといえそうです。
江戸時代の人々は今ほど情報量がなく、時間に対して一貫した考えではなかったとは思いますが、少なくとも現代人のような後ろ向きな捉え方などしていなかったはずです。
このようなことから、僕は若い人には特に
の概念に考え方をシフトしてほしいと切に訴えています。
改めて思います。
過去はただ過ぎ去った時間に過ぎません。
思い出は大事かもしれませんが、過去のせいにして未来を切り開けないのは愚の骨頂です。
ぜひとも未来に向かって、ボールを投げ続けましょう。
まとめ

なんか難しい話でしたよね。
要するに、今のあなたが満足できない理由は、過去の積み重ねのせいではなく、目標としている未来に原因があるってわけです。
なりたい自分を想定し、その自分にすでになった気になり行動する。その毎日の一瞬一瞬の繰り返しが理想のあなたへと近づいていけるわけです。
答えのない概念を決めるのは、あなたの考え方次第です。
現代の常識は、ほとんど洗脳みたいなものなので、凝り固まった頭をほぐし、ぜひポジティブ思考で前向きに生きてください。